Home > ピストルオペラの紹介

ピストルオペラの人気アイテム

ランキング商品の気になる感想は?

ピストルオペラ スペシャル・コレクターズ・エディションのレビューは!?

40代 男性さん
2007年8月14日に急性肺炎のため死去していたことが、 同年8月20日付の各社報道によって明らかになった。 葬儀は親族だけで執り行なった。 後日、お別れの会が開かれた。 「彼女が最近、出演した映画は、 2001年ピストルオペラ(監督:鈴木清順 美術:木村威夫)2007年 馬頭琴夜想曲(監督:木村威夫出演:鈴木清順) の2本です。 私が神田の美学校で教わった清順先生や木村威夫先生は、 80歳を過ぎても頑張って映画を撮っているのに、 ジャパニーズビューテイ57歳の死は、悲しい。」

40代 女性さん
2001年公開・ 第58回ヴェネツィア国際映画祭アウト・オブ・コンペ部門正式招待作品。 私はただひたすらに山口小夜子さんの姿を拝みたく購入しました。 まずその点から感想を述べるなら、 よくぞここまで小夜子さんの魅力をたっぷりと映像に残してくれたものだと、 鈴木清順監督に心から感謝の意を表したいです。 . しかしどうやらこれは賛否分かれる作品のようです。 はまる人ははまり、そうでない人は退屈で難解な作品だと感じるかもしれません。 . ストーリー性はやや薄く、ただただ清順美学ワールドに放り込まれる2時間。 インタビューでの山口小夜子さんの言葉に極めて適格な表現がありましたので拝借すると、 「写真の羅列のような・・・」という作品。 斬新で刺激的な場面設定、特に色彩が魅力で、画面での色の配し方が大変印象に残ります。 . キャスティングも魅力的でした。 退廃的なヒロインを健康美あふれる江角マキコさんが演じるという妙味。 その他の登場人物も、この役にはこの人しかいないと思えるような配役だと思います。 . 特典映像は、インタビュー・メイキングなど予想外に盛りだくさんでした。 メイキングでの山口さんには、見終えてからも3分間ほど鳥肌が治まりませんでした。 . 特筆すべきはコメンタリーでしょう。ぶっ飛びました。 「陽気なおじさんたちの騒がしい宴会」と言っても過言ではないと思います。 この斬新な作品を制作された方々が語り合っているとは信じがたい衝撃のコメンタリー。 聞き始めてしばらくは嫌悪感すら湧きあがったほどでしたが、 最終的には「充実感に満ちているんだろな楽しそうだな」に変りました(笑)。 . 最後に、 山口小夜子さんネタばかりで恐縮ですが、 作品の後半で、ボリュームのあるロングドレスを纏った山口さんの裾さばきにご注目。 これがもう一見の価値があります。コメンタリーでも大絶賛でした。 「衣装を纏って魅力的になった私を見て」というファッションモデルが多いけれど、 彼女は「衣装を纏ってそこに何を表現するか」を考えランウェイを歩いたモデルでした。 「私は『地下鉄』でも着られる」そう言ったという彼女の立ち居振舞いを この作品でも多くの人に見て頂きたいなと、ファンとしては切に思うのです。

30代 女性さん
鈴木清順は大正3部作も有名ですが、この作品も彼の美意識が爆発していてすごく好きです。問題になった殺しの烙印のリメイク版ですが、内容は別物。 見る価値ありです。